アナリティクスに登録して設定すると自サイトの分析ができるようになりますが、一つの問題が発生します。
自分のサイトを自分自身で表示すると自分のアクセスがカウントされてしまい、自分のアクセスデータも分析の対象に含まれてしまう。
自分のサイトを表示するたびにアナリティクスでカウントできてしまうので正しくアナリティクスで計測した結果を分析するためにも自分のアクセスの除外をしておくのは必須になるでしょう。
- IPアドレスで除外
- Googleアナリティクス オプトアウト アドオンで除外
- スマホ(iPhone)で除外
- Androidで除外(調べた結果)
自分のアクセスを除外する4つの方法を紹介します。
アナリティクスのIPアドレスでアクセスを除外する
まず一つ目の自分のアクセスを除外する方法は「自分のIPアドレス」を使用してアナリティクスにアクセスを計測できないようにするやり方です。
そもそもIPアドレスはネットワーク上の機器を識別するために割り当てられていて、インターネット上での住所のような役割をしています。
そのためアナリティクスで自分のアクセスを除外するためには、自分のIPアドレスを調べてから、調べた自分のIPアドレスをアナリティクスに設定してアクセスのカウントをできないようにします。
IPアドレスを使用したアクセス除外は、PCで自分のWebサイトを表示したときに使用できます。スマホはIPアドレスが固定されていないため有効になりません。
自分のIPアドレスを除外する設定場所
はじめにアナリティクスで自分のIPアドレスを除外できる設定場所を把握しておきます。
Googleアナリティクスを開くと画面左下に 管理 があります。クリックして自動で画面を切り替えます。
画面が切り替わると左から「アカウント」「プロパティ」「ビュー」が横並びしているので「ビュー」項目の上から5番目にある「フィルタ」をクリックします。
このアナリティクスの「フィルタ」が自分のIPアドレスを除外することができる設定場所です。
アナリティクスのフィルタ機能はビューに表示するデータを絞り込んだり変更することができる機能です。
ビューの場所の把握後に自分のIPアドレスを調べてから、またビュー画面に戻るので画面を開いた状態にしておきます。
アクセスを除外するIPアドレスを確認
アナリティクスのビューでIPアドレスを設定するために自分が使用してるIPアドレスを確認します。
それぞれ使用しているIPアドレスは、Web上の無料ツールで調べます。以下のCMANインターネットサービスを開くと、すぐに「あなたの利用しているIPアドレス」と表示された下に自分のIPアドレスが表示されます。
上記のサイトで自分のIPアドレスが分かったら、アナリティクスのビューフィルタで自分のアクセスを除外する設定をするのでIPアドレスをコピーしておいてください。画面を開いたままでも大丈夫です。
アナリティクスのビューフィルタを設定する
先述しておいた「自分のIPアドレスを除外する設定場所」の説明どおり、アナリティクスの「ビューフィルタ」で調べたIPアドレスを使いアクセスを除外する設定をします。
ビューのフィルタをクリックすると、フィルタを追加する画面に切り替わります。赤いボタンで+フィルタを追加 があるのでクリックします。
IPアドレスをビューに設定する手順
1.ビューにフィルタを適用する方法を選択
「新しいフィルタを作成」を選択します。
2.フィルタ情報
「フォルダ名」
これからアナリティクスで自分のIPアドレスを除外するフィルタの名前を決めます。後で複数のフィルタ設定をするかもしれないので区別しやすい名前にしておくといいかと思います。
私の場合は「自分IP除外」にしています。
「フィルタの種類」
「定義済み」を選択します。
「フィルタの種類を選択」の設定は「除外」を選択です。
「参照元かリンク先を選択します」の設定は「IPアドレスからのトラフィック」を選択します。するとIPアドレス入力フォームが表示されます。
「式を選択します」の設定では「等しい」を選択してください。
そして「IPアドレス」の表示下にIPアドレス入力ボックスが表示されているので先ほど調べた自分のIPアドレスを入力ボックスに入力します。
最後に自分のIPアドレス入力や設定のミスがないか確認したら「保存」します。
アナリティクスでアクセスが除外されてるか確認
アナリティクスのビューフィルタでIPアドレスの除外設定ができたら、無事にアクセスされないか確認します。
アナリティクスのリアルタイムを表示して自分のアクセスの確認ができるので開いておきます。リアルタイムのコンテンツなら記事タイトル名で確認できるのでいいかもしれません。
そして別タブで自分のサイトを開き表示します。
開いているアナリティクスのリアルタイムを見てアクティブユーザーで反映されていなかったらアナリティクスでIPアドレスの除外が成功して正確な分析ができるようになります。
Googleアナリティクス オプトアウト アドオンで除外する
アナロティクスに自分のIPアドレスでアクセスを除外する方法以外にもやり方があるので紹介します。
IPアドレスで除外するやり方が難しいと思った場合や、なんだか上手くIPアドレスで除外できなかった。という場合にも有効かと思います。
使用するのは「Googleアナリティクス オプトアウト アドオン」 というブラウザー拡張機能です
使用しているブラウザがGoogleアナリティクス オプトアウト アドオンに対応していれば問題なくアナリティクスでアクセスを除外できます。
対応ブラウザ
- 「Internet Explorer 8」以降
- 「Google Chrome」
- 「Firefox」および「Opera」
オプトアウト アドオンのダウンロード方法
- アナリティクスによるトラッキングを無効にしたいWebブラウザーでGoogleアナリティクス オプトアウト アドオンのダウンロードサイトを開きます。
- ダウンロードボタンをクリックします。
そうすると、それぞれのWebブラウザーに対応するアドオンを入手できます。
Googleアナリティクス オプトアウト アドオンのページは以下のリンクです。
ダウンロードだけで自分のアクセスを除外してアナリティクスで正しいく分析することができるので最も簡単な方法かと思います。
スマホで自分のアクセスを除外する方法(iPhone)
スマホの場合はIPアドレスが固定されてないため、IPアドレスやGoogleアナリティクス オプトアウト アドオンではアクセス除外ができません。
ですが外出やPCを持っていない環境にいる時間帯でも自分のWebサイトやブログを表示したい場合があるかと思います。
そんなときにスマホでも自分のアクセスをアナリティクスで除外してくれて、正しい分析ができる手助けになる方法です。
アプリを使ってアクセスを除外します。
別記事にしていますのでiPhoneを使用している方は上記のリンクから読んでみてください。
Android端末で自分のアクセスを除外する
Androidの端末で自分のアクセスをアナリティクスにカウントさせないように除外する場合は、調べたことを紹介します。
スマホでアンドロイドを使ったことがないし、自分でやったことがないことは記事にできなかったです。
なので調べましたが「Sleipnir Mobile」または「Adblocker」というアプリを使うことでアナリティクスでアクセス除外できるようです。
Sleipnir Mobileの情報は多めでしたが、アクセス除外できない人がいたりするようなので「Adblocker」でもアクセス除外できるという情報は掴んでおいたので是非調べて見てください。