WordPressを使い始めた初心者の頃ですが、アクセス解析やサイトデザインの事で調べていて「<body>に貼り付けて下さい」と書いてあっても<body>がどこにあるかわからない。
今では<body>がどこにあるか分かるようになりましたが、私みたく<body>タグがどこにあるのか分からないで困ってる初心者さんは必ずいると思い、それなら早めにわかるようになって欲しい!との気持ちを込めてWordPressのbodyタグの場所がどこにあるかを覚える記事を書いています。
ワードプレスの<body>タグを使うとき
先ずは<body>タグはどこでどう使われてるのか説明していきます。
<body>から</body>の間はウェブサイトの文書がブラウザに表示される部分が<body>です。
私は<body>を人間の体で例えて上半身部分というイメージを持つようにしてます。
そのイメージは< body>タグと関係性がある<head>タグと一緒に考えた時に覚えやすかったという単純な理由なんですが、<body>タグが人間の体の上半身部分とした時に<head>タグは頭になります。
<head>は情報を送信したりする役割(頭)に対して <body>は文書のメイン部分(上半身)となります。
こんな例えでは分かりずらいかもしれないのでHTML基本構文を見てみましょう(笑)
HTML基本構文が分かると</body>タグは分かりやすい
HTMLの基本構文
<html>
<head>画面に表示されない部分</head>
<body>画面で見えるコンテンツ部分</body>
</html>
見やすいように簡単に書いてますが、出てきましたね<body>ではなくて</body>が。
HTML基本構文で<body>と</body>の間の文章がWordPressの投稿記事を作成してるときの記事を書いてる部分になります。
投稿画面テキストモードで表示されるHTMLコードも<body>タグ内で読み込まれています。
ここでは<body>タグは<head>タグの下にあって</body>タグの下には</html>があるんだというのを覚えていてください。
では、次からは<body>と</body>タグの場所がどこにあるか探しに行きましょう。
bodyタグの場所はどこにあるのか
ワードプレスの場合<body>タグは「header.php」にあります。
<body>を閉じる</body>も「header.php」にあるだろう。と思ってた私でしたが、実は「header.php」にあるのは<body>だけです。
例えば、アクセス解析のコードを貼り付ける時に</body>の直前に貼り付けましょう!って説明があるサイトがありますが、私がWordPressを0から始めた初心者の頃は<body>と</body>の区別すら分からなかった…
なので少し説明しておきます。
HTMLタグには開始タグと終了タグが存在します。(終了タグいらないのもある)
そして開始タグは「大なり<」「>小なり」<>⇐これですが、終了タグには</>スラッシュが入っています。
</body>直上とか</body>直前とか説明があった時はスラッシュがついている</body>の終了タグのこと。
これが分かると<body>の開始タグの直前にコードを貼り付けるという行為は<body>タグ内から、はみ出してることになります。
ということで、<body>タグと</body>タグのある場所をそれぞれ見ていきます。まずは<body>から。
<body>開始タグの場所
<body> タグがある場所は「header.php」です。
WordPressの外観⇒テーマ編集⇒編集するテーマを選択
するとテーマヘッダー(header .php)に<body>がありますが、HTML基本構文で説明したように</head>の下に<body>があります。
この<body>は先ほどの説明の開始タグです。
またWordPressの場合の<body>開始タグには<body>と記述しているだけではなく、<body </php body_class(); ?>>のように記述してある場合があります。これはワードプレスの<body> タグにクラス属性を追加するためのテンプレートタグなので<body>だけの記述ではなくてもbody開始タグです。
<body>の場所のbody_classが気になる方はbody_classの記事を読んでみてください。
次は</body>タグのある場所はどこか。
</body>終了タグの場所
</body> タグはテーマフッター「footer.php」にあります。
さっきheader.phpがあった列にfooter.phpがあるので選択してください。
そして一番下までスクロールしてくと</body>タグがどこか分かります。
そしてこの</body>が終了タグ。
HTML基本構文の説明で覚えておいていただいた</html>の終了タグがあるので構文通りに</body>がどこにあるかを見つけやすくなります。
<body>と</body>タグの場所がどこにあるかFTPで確認する
サーバーFTPで<body>がどこにあるのか覚えておくと良いと思います。
直接ワードプレスのheader.phpを使って</body>直前に記述するよりFTPソフトを使ったりサーバーのFTPを使うと安全にファイルのアップロードができるからです。
エックスサーバ―しか使ってないので今回はエックスサーバーで<body>の場所を説明します。
エックスサーバーにログインしてから「ファイルマネージャ」にログイン
ファイルマネージャからは下記の順番でファイル名をクリックしていきます。
1⇒サイトURL
2⇒public.html
3⇒wp-content
4⇒themes
5⇒テーマ名
すると、WordPressテーマのファイルがズラッと表示されます。
そして、開始タグ<body>ならheader.phpにチックを入れて「編集」をクリック
終了タグ</body>ならfooter phpにチェックを入れて「編集」をクリック
この時にファイル名だけをクリックしてしまうとファイルがダウンロードされてしまうのでファイル名の左のチェックボックスにチェックをいれてからファイルの操作で編集をクリックしてください。
ファイルの操作は画面の右上にあります。
この手順でエックスサーバーの場合<body>と</body>がどこにあるかが確認することが出来ます。
まとめ
- <body>がある場所はheader.php
- </body>があるのはfooter.php
- スラッシュがない<body>が開始タグ
- スラッシュがある</body>が閉じタグ