直帰率が低すぎどころか0%を維持している
Googleアナリティクスの見方が分かるようになってきて、直帰率やページ滞在時間を見比べてサイト改善をしようと思ったのですが直帰率がなんかおかしい。
直帰率が低いのは、まだわかるけど「直帰率」が常に「0%」を維持してる。
直帰率とは「ランディングページからサイト内の他のページに移動しないでサイトを離れてしまった」という事を元にしてアナリティクスを見ていたので直帰率0%はかなりの喜びでした。
アナリティクスの見方が分からなかったときは、直帰率が「0%」でもなんとも思わなかったんですが、直帰率がどんな意味なのかを知った時に思いました。
「すげー!色んな記事見てもらえてるっ!」
「色んな記事を見て回ってくれてるやん!」
「無知ほど強いものはない」といいますがこの時はホントに直帰率を見て思ってたことでして…
単純に考えて、直帰率が低くなってるだけなら「回遊率があがってるな」って思える事なんですが、今回は直帰率「0%」を永遠に維持しちゃってるので日に日に「直帰率がおかしいなぁ?」と思えるようになってきたので、けっきょくググってみる事にしたんですけど同じような人は意外にいましたね(笑)
同じような経験を味わってる人がいたことの嬉しさがなかったと言ったら嘘になります。
直帰率が0%の原因はトラッキングコードの重複
結果的に直帰率が「0%」のまま維持し続けていたのはプラグインで設定したアナリティクスのトラッキングコードの重複のようでした。
あの有名なプラグイン「All in One SEO Pack」を後から設定した事が原因でアナリティクスの直帰率が低くなるどころか0%になっていたのですね。
プラグインが原因というより、正確に言えばプラグインの設定の時に2回目のトラッキングコードを設定しようとしてるって気づかない私の原因なんですけどね。
プラグインを設定するときもしっかり設定しないといかんなぁ…と教訓。
直帰率がおかしいと思って疑うべきところは
それでは「アナリティクスの直帰率がなんだかおかしい」って思った場合は何を疑うべきなのか
- 使ってるテーマの設定内でトラッキングコードを貼っている
- WordPressのプラグイン「All in One SEO Pakc」でGoogleアナリティクスIDを設定してる
- 他のプラグインでトラッキングコードを設定してる
- (header.php)の</head>の直前に貼り付けている
上記2つ以上該当してたらトラッキングコードを重複して貼り付けてる可能性があります。
ほとんどの人はWordPressを始めた時と同時くらいにアナリティクスのトラッキングコードを</head>直前に入れるか、使ってるテーマ設定からトラッキングコードを貼り付けたり、プラグインで貼り付ける行程をやっていると思います。
トラッキングコード重複の確認方法
私の場合は、トラッキングコードが重複してないかを確認する作業からやりました。
サイトを開いてサイトの何もない部分でマウスを右クリック「ページのソースの表示」をクリックしてソースを表示させます。
そして、アナリティクスのトラッキング情報からトラッキングコードをコピペ。
その後に、ページのソース表示画面に戻ってコマンドキーでアナリティクスのトラッキングIDをハイライトさせて重複を確認。
コマンドキーの使い方が分からない場合はコマンドキーでハイライトさせるショートカットの使い方を参考にしてみてください。
この時点でアナリティクスのトラッキングコードが1個以上ハイライトされたら重複が確定です。
その場合はテーマからトラッキングコードを設定しているのか<head>内に貼り付けたのか、もしくはプラグインで設定しているのか自分の設定環境で探し出してトラッキングコードを1つだけにします。
「ページのソースを表示」で重複がなかった場合でもトラッキングコードを設定できる場所は多くはないと思うので、目視確認してみる事も必要ですね。
サイト内のタグエラーも確認してみるべき
そして、念のためトラッキングコードの重複じゃないエラーになってる可能性もあるかもしれないのでタグエラーの確認ができるChrome拡張機能を使って確認してみたほうが良いかと思います。
Tag AssistantというChromeの拡張機能を追加してエラーがないか確認するやり方は簡単でした。
Tag Assistantの使い方を記事内で説明してあるのでトラッキングコードがエラーにならないかを確認する場合は参考にしてみてください。
おかしいと思った直帰率を改善した結果
トラッキングコードを1つだけにしたら、アナリティクスで見る「離脱率」がニョキニョキと正常に戻っていきました。
私がコード重複を修正したときは、すぐではなく次の日起きて確認したら離脱率「0%」がなくなっていたので時間をおいてからアナリティクスを確認してみてください。
離脱率が正常に分析できるようになると、ランディングページを元に直帰率と加えて分析できるようになったり、直帰率とページ滞在時間を見てサイトの改善ができるようになります。
重複を修正して良かったと思えましたが、トラッキングコード重複の時のおかしい直帰率の時は記事を書くモチベーションが上がったので、ある意味では良かったのかもしれませんが、やっぱり問題なく直帰率を見てサイト改善できるほうが大切ですね。