WordPressのローカル環境に本番サイト環境を複製してテストする

WordPressのローカル環境に本番サイト環境を複製してテストする

WordPressのローカル環境を作成してから、本番サイトで使用しているWordPressのテーマやプラグイン、投稿や画像などを同じにした環境をローカル環境に複製してみました。

WordPressのローカル環境に本番環境を移行するやり方は難しそうだなというイメージがあったのですが、プラグインを使用することで時間をかけずに移行が可能でした。

 

使用するWordPressのローカル環境

 

WordPressのローカル環境に本番サイトと同じ環境を複製するときに使用するローカル環境はLocal by Flywheelで構築したWordPressを使用します。

 

Local by Flywheel

 

Local by FlywheelはインストールしてからLocal by Flywheelのコントロールパネルで、ローカル環境に使うWordPressのMySQLやPHPのバージョンを設定しログイン情報を入力することで簡単にWordPressのローカル環境構築ができるソフトです。

 

 

Local by Flywheelを使用したWordPressのローカル環境の構築は約5分〜10分ほどです。

 

 

Local by FlywheelのコントロールパネルにてWordPressのローカル環境を作成したら、WordPressにログインして管理画面を開いた状態にしておき、ローカル環境にWordPressの本番環境を複製していきます。

 

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WordPressのローカル環境に本番環境を複製

 

WordPressのローカル環境に本番環境を複製するときのやり方は以下の3ステップの手順です。

 

  1. ローカル環境と本番サイトにプラグインを有効化
  2. 本番環境のWordPressサイトのファイルをエクスポート
  3. エクスポートしたファイルをWordPressのローカル環境にインポート

 

「ローカル環境」「本番環境」どちらのWordPressサイトにも同じプラグインを使用して、複製するファイルのインポートとエクスポートをします。

具体的にWordPressのローカル環境に本番環境を複製する3ステップで説明します。

 

All-in-One WP Migrationで複製

 

WordPressの「All-in-One WP Migration」というプラグインでWordPressのローカル環境に本番サイト環境を複製する作業をします。

 

 

All-in-One WP Migrationはデータベース、メディアファイル、プラグイン、テーマを含む WordPressサイトを簡単な操作でエクスポートとインポートができるプラグインです。

本番環境をローカルに複製する準備としてローカル環境のWordPressの管理画面からプラグインで「All-in-One WP Migration」を検索して有効化します。

次に本番環境のWordPressサイト側でもプラグインの「All-in-One WP Migration」を有効化しておきます。

 

本番サイト環境のファイルをエクスポート

 

All-in-One WP Migrationを有効化するとWordPressの管理画面の左メニュー内にアイコン付きのall-in-one wp migrationのメニューが表示されます。

 

 

WordPressの本番サイト側でローカル環境に複製するエクスポートファイルをダウンロードするのでエクスポートをクリックして進みます。

 

 

all-in-one wp migrationのエクスポート画面ではエクスポート先のボタンをクリックして「ファイル」を選択。

すると自動でコンテンツファイルやメディアファイルの一覧、データベース情報を取得してエクスポートファイルが作成されます。

 

 

作成処理が終わるとファイルをダウンロードできるボタンが表示されます。

ダウンロードボタンをクリックして、作業してるPCに拡張子のwpressがついたエクスポートファイルをダウンロードします。

これでWordPressのローカル環境に本番サイト環境を複製するためのエクスポートは完了です。

 

ローカル環境に本番環境をインポート

 

次にWordPressのローカル環境側の作業です。

本番環境のWordPressサイトからエクスポートしたwpressの拡張子がついたファイルをAll-in-One WP Migrationのプラグインでインポートして本番環境の複製をします。

 

 

複製のためのインポートのやり方は、ローカル環境側のWordPress管理画面左メニューにあるall-in-one wp migrationメニューから「インポート」を開きます。

 

 

「インポート元」のボタンがあるので、クリックをして開いた項目の中から「ファイル」を選択します。

選択するファイルは本番環境のWordPressサイトからダウンロードしたエクスポートファイルを選択。

 

 

すると自動でインポート準備が始まります。

途中で「インポート処理でデータベース、メディア、プラグイン、テーマを含むサイトのデータを上書きしちゃうけどいいかな?って聞かれたら、「開始」ボタンをクリック。

 

 

ローカル環境に本番サイトの環境の復元が始まるので画面を閉じないでおとなしく複製完了まで待ちます。

 

 

ローカル環境に本番環境をインポートするときに、もしかするとエクスポートしたファイル容量がインポートできる最大容量を超過してローカル環境にインポートできない場合があるかもしれません。そんなときは次からの説明がヒントになるかと思います。

 

ローカル環境へのインポート容量制限の場合

 

WordPressのローカル環境に本番サイト環境を複製するために使用するプラグインAll-in-One WP Migrationには最大アップロードファイルサイズの容量制限があります。

 

 

私のサーバー環境では「最大アップロードファイルサイズ: 1,000 MB」です。

インポート画面で初期表示されるサイズは利用するサーバー側の設定が反映さるようなのですね。

 

 

容量制限を上げるときはファイルアップロードサイズを上げる方法からプラグインをダウンロードして無料版で512MBまで容量を増やすことが可能です。それでも容量が超過するときがあります。

そんなときには、おそらく複製ファイルを圧迫してるであろう画像をWordPressの本番環境からwp-contentフォルダの階層を1つ下げたuploadsフォルダごと手動で複製をします。

 

 

具体的には、画像が入ってるローカル環境側のWordPressでuploadsフォルダを削除しておいて、本番環境側のWordPressのuploadsフォルダをローカル環境のuploadsフォルダとしてコピペするのが手動で複製するやり方です。

 

WordPressの本番サイト環境を複製後にやること

 

WordPressの本番サイト環境を複製した後にやることについてです。

 

 

ローカル環境にWordPressの本番環境をAll-in-One WP Migrationでインポートが終わると、all-in-one wp migrationのインポート画面でパーリンク構造についてのリンクが表示されるのでクリックします。

別タブで開いたデータベース更新をクリックして次へ進みます。

そうするとWordPressのログイン画面になります。本番環境のWordPressにログインするときのユーザー名とパスワードでログインしてください。

もしログインしてすぐにデバッグメッセージが出た場合にはページをリロードします。

次にパーマリンク設定画面になるかと思います。ならない場合はパーマリンク設定を開きます。

パーマリンク設定で本番サイトのパーマリンク設定と同じ設定で変更を保存します。

 

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リンク置換確認

次にやることはローカル環境のリンクに置き換えられているかどうか、本番サイトのURLでリンクになっていないか確認しておきます。

 

 

メディアで画像のURLや投稿のURL、そして記事内のリンクなど念のため確認する作業がやることです。

 

必要ないかもしれませんが以下は念のためやることです。

 

アドセンス広告コードの削除

ローカル環境なので本番環境への影響はないと思っていますが、複製したローカル環境のWordPressサイトでアドセンスコードを削除するのもやることの1つとして考えています。

プラグインやテーマ設定、ウィジェット、テンプレートなどのアドセンスコードを貼り付けてある場所から適宜で削除しておきます。

 

やることのうちで、さらに必要ないかもしれないやることです…

 

  • ファビコン削除
  • ヘッダー背景変更

 

上記2つは個人的な理由になるかもしれませんが説明します。

ファビコンは本番環境のWordPressサイトと間違えて本番環境側で実装前のテストや検証をしてしまうのを防止するためです。

それに伴い、さらに本番サイトとローカル環境の区別がつきやすいように、ヘッダーの背景を変更して間違えにくくする工夫がやることです。と言うより私がミス防止でやっていることです。

 

本番サイトをローカル環境に複製してできるテスト

 

本番サイトの環境をローカル環境のWordPressとして複製したので実装前にテストできることは非常に多いです。

 

  • テーマ変更をする動作テスト
  • CSS・HTML・PHP・スクリプトなどのコードの不具合検証
  • プラグインの動作検証
  • WordPressのバージョンを更新したときの影響
  • 本番サイトと同じ環境で記事作成

 

上記の内容のうち特に「WordPressのバージョンを更新したときの影響」をテストするのが、とても役立つかと思います。

例えばこの記事を投稿した時期はWordPress5.5へのバージョンアップ時期でした。

そのため本番環境でWordPress5.5にバージョンアップの更新をする前に、本番環境を複製したローカル環境でバージョンアップの不具合テストをしました。

 

 

すると投稿のブロックエディタでプレビューエラーの不具合を発見。テストしたことでWordPressのバージョンを戻すとかクラシックエディタを使用するなどの応急処置を事前に検討できます。

WordPressのローカル環境に本番サイト環境を複製してテストする一例にすぎませんが、WordPressを使用してると必ずテストが必要になる場面があるので本番環境を複製したローカル環境は役立つこと間違いなしです。

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