じつはアドセンス広告を使い始めたばかりの頃はまったくリンクユニットの存在を知りませんでした。
初めてリンクユニット広告を見たとき「これ広告なの?」って感覚です…
それで気になって調べだしたんですけど「リンクユニットで収益がアップした」とか「リンクユニットの配置おすすめ」みたいな情報がすこぶる多い。
それだけ情報が多いという事は本当に適切な配置にリンクユニットを設置できれば収益は出るのだと思えるようになりました。
だけど私の弱小ブログではリンクユニット広告がクリックされた形跡は一度もありません(笑)
それなので、もう一度リンクユニット広告の基本を学び直して収益の仕組みを再確認。そして王道なリンクユニットの作り方を設定し直します。
今回はおすすめといわれる広告配置に対して色を心理的に変える方法が使えないかどうかも調べてみました。
せっかくアドセンスの審査に合格してるので使えるようになりたいですから。
アドセンス リンクユニットのクリック収益の仕組み
アドセンスのリンクユニットはサイトに関連するテキスト広告やディスプレイ広告を表示させる仕組みです。
ブログの訪問者さんは関心のある広告ユニットのリンクタイトルをクリックするのでクリックしたあとに表示される広告には、さらに強い関心を持ってもらえる可能性が高いです。
そしてリンクユニットのトピックからリンクされている広告がクリック(2クリック目)された場合に収益になる仕組み。
2回クリックされる必要があるということはミスクリックも少ないし、広告内容に関心がないと2回目のクリックをしないですが、クリックが進めば一般的な広告単価よりも高いのがリンクユニットです。
デメリットで考えると2回クリックしなければいけないので収益配置をより適切な場所にして目立たせるなり、溶け込ませせるなりが重要になってくるわけで。
リンクユニット広告の効果的な収益配置のポイント
ZとFの法則というのを見つけました。
勉強してる方なら詳しいかもしれませんね。
Webサイトのデザインを考えるときに考えらるもので、読者がサイト内を見るときの目の移動のヒントになります。
Zの法則の動き
「左上」⇒「右上」⇒「左下」⇒「右下」の動きがZの法則です。
Fの法則の動き
「左上」⇒「右上」すこーし下に行き「左」⇒「右」そして下というのがFの法則
画像では、めちゃくちゃ自動広告でスペースが開いてしまっていますが自サイトに法則を当てはめてみてください。
この動きにWebサイトを照らし合わせて場所や位置の基本にしてみるとリンクユニットの効果や収益のヒントにできそうです。
Webサイトの場合はZの法則だけじゃなくFの法則も意識する必要があるようなので法則の動きの動線にリンクユニット広告設置する必要があります。
これを意識しながらサイトに配置する場所を個別でみていきます。
リンクユニット広告を記事上
記事上のリンクユニット広告の場所は、収益効果を上げるために動線を意識すると訪問者さんの目の動きに多く入っています。
ただ私が気になるのはこれから記事上は「記事を読もう」とか、この記事に「求めてる内容が書いてあるかな?」と訪問者さんが思ってる段階のような気がします。
なので効果があるとしたら、離脱前に気になってクリックする。という感じではないでしょうか。
もしくは知りたい情報をすぐ読みたくてサラッと流されてしまうとかもあります。
その場合は色で目線の誘導をすることが参考になるかもしれません。
リンクユニット広告を記事下
記事下は個人的には気になってる場所でした。
多くの人は記事下にダブルレクタングルを配置してると思いますし収益効果もあるんじゃないでしょうか。
動線の良さも加えて、記事を読んで一息ついたところでリンクユニットを色の心理で誘導できる設定をためしてみる価値もありそうです。
そして記事下の場合は記事を最後まで読んでもれえる記事質が重要ですね。
逆に考えると記事下でクリックが増えればページの質があるという目安にもなります。
リンクユニット広告を目次の上
目次の上はだいぶ良いです。
とても気になってたので目次の上にリンクユニット広告を設置したのですが効果は少しずつ上がっていました。
動線も良いし目次と共にリンクユニット広告が目線に入るので効果があるといえます。
現在はテキスト&ディスプレイで検証中ですが、それでも目次の上の位置は収益に活躍しています。
ダメだと思ったリンクユニット広告の位置
サイドバーの真ん中近辺はダメダメでした…
あとフッターも…
そしてトップページもダメでした…
ダメなサイドバーで唯一効果がでた位置はサイドバーの一番上が収益効果が高かったです。
記事を読んでる中間のサイドバー広告は目線が動きづらいのかもしれないです。
サイドバーの一番上の場合は動線的にも良いと思うので300×600のデッカイ広告で目立たせる作戦で収益がだせると思います。
しかしリンクユニット広告の場合は効果は少ないように思います。
アドセンス広告を設定してリンクユニットの色を変更する
リンクユニット広告を効果的に配置するためにアドセンスリンクユニット広告の作り方と色を考えながら設定します。
リンクユニット広告の作り方と設定までの進み方
①「広告ユニット」をクリック
②「+新しい広告ユニット」をクリック
③「テキスト広告とディスプレイ広告」を選択
④「リンク広告」を選択
⑤「レスポンシブ リンク」を選びます
レスポンシブはPC、スマホ、タブレットのページのレイアウトにあわせてサイズが自動的に調整されるのでレスポンシブデザインで作ったサイトに最適です。
またレスポンシブデザインに対応してないサイトでも適切に広告を表示できます。
⑥「テキスト広告のスタイル」をクリック
⑦「広告スタイルの作成」をクリック
そして下記の画像がリンクユニットを作る画面になります。
スタイル名
自分の好きな名前にします。
枠線の色
タイトルの色
背景の色
色が反映されるパターン2種類を画像にしました。
枠線と背景を好きな色に変えてからタイトルを白にしたパターンです
マウスを置くと背景が白になるパターンです。
枠線とタイトルを好きな色に変えてから背景を白にしたパターンです。
マウスを置くと背景が設定した色になるリンクユニットの作り方です。
リンクユニットの色を変えたら最後に「保存してコードを取得」
リンクユニット広告の色の決め方は、ただ好きだからというだけで色決めするのは間違えなんだなと思ったほうが良いかもしれません。
理由は自己満になってしまってるということです。
あくまでも訪問者さんからの目線で見ないといけないわけで…
色彩心理で考えるリンクユニット広告の作り方
色彩心理の本を読んでいてリンクユニット広告を設定するときに色の変更に活用できそうだと思いました。
心理作用を参考にして色を上手に使うことがコツのようなのでそれぞれの色の心理作用を紹介します。
「赤」警戒心、注意力を喚起し人間の感情的興奮や刺激をもたらす。
赤は色の中でも最も長い波長を持ち、交換神経に刺激を与え体温、血圧、脈をあげる。
「オレンジ」楽天的な印象をあたえ、陽気にみえる。
消化、新陳代謝をよくする作用があるため、食欲を増進させる。血管や自立神経を刺激し身体を活動的にする。
「黄」明るさや希望をあたえる。運動神経を活性化させる。
脳の活性化がよくなり頭の回転が早くなる。集中力がアップする。
「緑」情緒の安定、安心感の増加。身体を癒す色。
筋肉の緊張をほぐし、リラックスさせてくれる。また、筋肉や骨その他組織を作る力を作る力を促進したり、緩和効果があるので血圧を下げる。
「青」爽快感、冷静を与える。
鎮静作用があり精神的に落ち着かせる作用がある、体温の低下、痛みの緩和などの作用もある。
「紫」高貴さ優雅さを表す。集中力アップ、鎮静効果。リンパ管や心筋、運動神経の働きを抑制する。
「黒」力強さ、高級感を与える。相手を威圧し、力を象徴する。
「白」純潔さや純真さをあらわす。過去を清算してリセットする色。
そして冷暖や広狭、気分にも影響を受けるようです。
色は言葉よりも素直に見たままを受け止められることが多いし、人の気持ちに大きく影響しているのでWebサイトを訪問してくれる人にどんな色でリンクユニット広告を見てもらいたいかを考える基本にできるかもしれません。
リンクユニットの設定で色を変えるときの参考になるカラーコードも見つけたので活用してみてください。
まとめ
アドセンスのリンクユニット広告の収益の配置の考え方をZの法則とFの法則で訪問者さんの目の移動を考えて、リンクユニットの色の設定には色からの心理を考えてみました。
それぞれのサイトによってデザインが異なるのでサイトに合った使い方で収益効果を高めてみてはいかがでしょうか 。
サイトのいろいろな場所で実際に検証してみるのもサイトに合った収益配置が見つかるコツかもしれません。
私のサイトでは今までアドセンス広告を目次の上に表示させるを使って効果を試してましたが、現在は記事下や記事上でリンクユニット広告を検証中です。