レンタルサーバーが必要な理由
Webサイトを作成する時にレンタルサーバーが必要になります。
レンタルサーバーがどのように動いてるか分かるようになると、今後WebサイトやWebアプリを運用していく時に困らないようになるので、どんな役割をしているのかを説明していきます。
レンタルサーバーの役割
Webサイトにおけるレンタルサーバーの役割を見ていきます。
ユーザーがChromeやsafariなどのWebブラウザで何かのページをクリックした時に、クリックしたサイトのファイル(情報)をブラウザに送信する役割をしているのがレンタルサーバー。
普段スマホやパソコンで何かを検索するときChromeやsafariなどを使って検索をすると思いますが、何も知らなくても検索ができるChromeやsafariをWebブラウザといいます。
そしてブラウザを使って調べる私達の事をユーザーといいます。
ユーザーが見たいページの情報をクライアントがサーバーに指示を出します。
クライアントから受け取った指示をサーバーが指示に応じてファイルをクライアントに送り返しています。
クライアントとは、ChromeやsafariなどのWebブラウザの事をいいます。
私なりにレンタルサーバーの役割を流れで解説します。
ユーザー
(このページ見たい!)
⇓
クライアント
(サーバーさん!これ見たいから持ってきて!)
⇓
サーバー
(がってん承知!クライアントさん情報送ったよ!)
⇓
クライアント
(ユーザーさんご希望の情報です!)
⇓
ユーザー
(見れた♪)
上記のような流れです。
他にも、クライアントから指示されたサイトのをすぐに送信するためにレンタルサーバーはサイトのファイルを保管してくれています。
レンタルサーバーを使う場合、このサイトのファイルをブラウザに転送したりファイル保管してくれている事に対しての保管料を支払うことになります。
レンタルサーバー会社が私達に変わってサイトのファイル保管やブラウザに転送したりをやってくれるので自分でサーバーを構築するよりも、かなり簡単にサーバーを使えます。
レンタルサーバーの種類
そんなレンタルサーバーにも種類があるので見ていくことにします。
- 共用サーバー
- 専用サーバー
「共用サーバー」
一台のサーバーを複数人で使用するのが共用サーバーです。
メリットは複数人で使用するので初期費用や月額利用が安くなります。
そして専門的な知識がなくてもサーバー会社が管理やメンテナンスをやってくれるので安心です。
デメリットは、一台のサーバーを複数人で使用してるので他のWebサイトの影響が出てしまう可能性があることです。
他のサイトのアクセスが多くなってる時にサーバーへの負荷がかかり自分のサイトにもアクセスがしずらくなってしまったりという可能性が出ることがあります。
「専用サーバー」
専用サーバーは一台のサーバーを自分だけのサーバーとして使用できます。
そのため、複数人で使用してる共用サーバーとは違い他のサイトの負荷や影響を受けることがありません。
また、専用サーバーは管理者権限が与えられてサーバーをカスタマイズすることができる自由度が高いのもメリットです。
共用サーバーと比べると料金が高くなるし、サーバーの詳しい知識が必要になるので初心者向きではないというデメリットがあります。
レンタルサーバーで出来る事
レンタルサーバーには共用サーバーと専用サーバーがあって、それぞれメリットやデメリットがある事が分かりました。
ではレンタルサーバーで出来ることは何があるのかも見ていきましょう!
ホームページ・ブログを公開することができる
これがレンタルサーバーを使う理由に多いかもしれません。
インターネット上に自分で作ったサイトやブログを公開するためにレンタルサーバーを使用します。
無料ブログと違って制約が少ないので自由度の高いサイト作りができます。
自分で決めたドメインを使用することができる
自分の好きなドメインを取得してレンタルサーバーと紐づけすることが出来るため自由度が高く、サイトURLもサイトに合ったものに出来ます。
CMSを使用できる
CMS(コンテンツ管理システム)
CMSはブラウザによる管理、ブラウザからコンテンツ作成が可能なので専門知識がなくてもWebサイトを作りやすというものです。
代表的CMSがWordPressです。
レンタルサーバー会社によりますが簡単にWordPressをインストールする機能があるので知識がまだ少ない初心者でも簡単に使う事ができます。
商用目的でホームページを公開できる
無料ブログでは商用目的がダメなブログが存在しますが、レンタルサーバーを使ってサイト作成をした場合、アフィリエイトやネット販売は可能です。
ただレンタルサーバー会社によっては(アダルト系)はダメとかあるので使うレンタルサーバ―で事前に知っておく必要があります。
サイトを非公開にしてコミュニティサイトを公開できる
レンタルサーバーではアクセス制限が出来る機能がある事が多く、これを使う事で訪問者にパスワードを求めることができるため、友人同士やサークル仲間と限定したコミュニティサイトにすることも出来ます。
メールアドレスを使う事が出来る
レンタルサーバーはホームページを作るためだけではなくメールサービスも利用できます。
自分で取得した独自ドメインをメールアドレスにしたりできます。
例えば、私のこのサイトURL
shu.sait.comをメールアドレスに使用することができるのですがメールアドレスにすると
〇〇〇@shu-sait.comとなります。
私が使うエックスサーバーの場合
レンタルサーバーを使うとレンタルサーバー会社によって便利な機能があります。
私が使ってるレンタルサーバーはエックスサーバーですがサイト表示速度を高速化する機能があったりするし、マルチドメイン数無制限なので1つのレンタルサーバーで何個でもドメインをいれて複数のサイト運営ができます。
私はX10プランですがハードディスク容量も200GBあるのでかなり余裕をもって使えてます。
一日の最大転送量も70GB(X10プラン)なので一日7000人くらいアクセスがあればサーバーが停止されてしまう目安です。
一日7000人もアクセスがないので安心してエックスサーバーを使えてます(笑)
エックスサーバーを使ってみようとしてる人でしたらエックスサーバー申し込み方法と登録手順を参考にしてみてください。