WordPress Ping OptimizerはPing送信するためだけのプラグインではなく、Ping送信することに対して守ってくれるプラグインです。
WordPress Ping Optimizerを使う前にPing送信やPing送信をすることでのメリットはあるのか?を理解してからWordPress Ping Optimizerを設定してみてください。
Ping(ピング)送信とは?
Pingサーバーというのがあって、インターネット上の更新情報が集められる場所のことをPingサーバーといいます。そこに送信する事をPing送信といいます。
自分のサイトで記事を書いて記事の公開をしてからPing送信をすることの利点は
- インデックススピードが速くなる
- 被リンク効果
- アクセスアップにつながる
- SEO効果
よく見るPing送信の効果は上記の事ですかね…
「ほんとかよ?」
私には疑問が出て仕方ないんですけどね。
1つずつ疑問点を見ていきます。
インデックススピードが速くなるのか?
確かに記事の更新を伝えられることに関しては必要かもしれませんが、インデックススピードを速くするならFetch as Google現在なら新Search ConsoleのURL検査を使うほうが有効かと思います。
といってもFetch as GoogleURL検査を使ったとしても、インデックスしてくださいとGoogleに催促するという機能なので、いつ来るかわからないクローラーを待つよりはFetchURL検査でインデックス申請したほうがインデックスが早まる感じです。
そしてインデックスを早めたい理由って検索上位に表示したい。というのが狙いもあるかと思うので、もし記事が充実してない状態でインデックスを早めても80位とか108位とかならアクセスが見込めないですし。
サイトが十分に育ってる人のサイトならあれこれしなくても普通にインデックスはされる気がします。
被リンク効果があるのか?
Ping送信したことでの被リンク効果はあったとしても微々たるものなのではないでしょうか。
私の場合はアクセス解析で見てもPing送信先のユーザーが訪れた形跡はひとつもありませんでした。
アクセスアップにつながるのか?
アクセスアップは結局、上記のインデックスが早くなって検索上位になる事と被リンクがPing送信で効果を発揮した場合だと思うので、無理な気もします。
SEO効果があるのか?
Ping送信よりも他にサイト表示の高速化とか記事の質を高めるとかキーワード選定とかを地道に学んで行動したほうがSEO効果が当然あるはず。Ping送信を重点としては頼る必要がないです。
そもそもPing送信がSEO対策にかなり有効なものなら、もっと「Ping送信がSEO対策としてスゴイ!」みたいな情報が増えるはず。
そして、WordPress Ping Optimizerの設定の前に本当のWordPress Ping Optimizerの役割を説明していますのでこの機会に覚えちゃってみてください。
WordPress Ping Optimizerの本当の役割
WordPress Ping OptimizerのプラグインはPing送信ができるから使うというだけのプラグインではないんです。
Ping送信をしたいだけならば、WordPressにはプラグインを使わなくてもPing送信できる機能があるんですよね。
ダッシュボード⇒設定⇒投稿設定、一番下にWordPress Ping Optimizerを使わなくてもPing送信できる設定がここ。
では何故わざわざ Ping OptimizerをインストールしてPing送信をするのか?
本来のWordPress Ping Optimizerを使う理由はWordPress Ping Optimizerのプラグイン説明に書いてあります。
私はWordPressでプラグインをインストールするときは説明の部分は「どうせ英語だろ?」と思って読まないので今回は説明の所をバッチリ翻訳してみました。
赤線加工頑張りました。
WordPressで記事を書くときに、下書きとして保存が便利なので使いますが、まさかその下書き保存するだけでWordPressに本来あるPing送信だと更新通知としてPing送信されてしまいます。
まめにPing送信される事で予想される問題はスパム扱いされてしまう可能性が出てしまうこと。
スパム扱いというのはメールでいうと無差別で大量にばらまかれたりしているようになる事で、今回の場合は記事を下書き保存の度にまめにPing送信してしまう事がスパム扱いに該当します。
WordPress Ping Optimizerは
スパム扱いをされないようにPing送信をしてくれる
これが本当の意味です。
WordPress Ping Optimizerの本当の使う理由が分かったところで設定方法に進みましょう。設定は5~10分くらいの設定です。
WordPress Ping Optemizerの設定方法
WordPressのダッシュボード⇒プラグイン⇒新規追加⇒プラグインの検索窓に「WordPress Ping Optimizer」と入力(コピペOK)。
するとWordPress Ping Optimizerが表示されるのでインストールしてから有効化にしてください。
WordPress Ping Optimizerに進んで上の画像のようにPing送信先リストのコードを入力するところがあるので、枠内に下記を入力します(コピペOK)
http://blogsearch.google.co.jp/ping/RPC2
http://blogsearch.google.com/ping/RPC2
http://ping.dendou.jp/
http://ping.freeblogranking.com/xmlrpc/
http://pingoo.jp/ping/
http://ping.feedburner.com/
http://ping.rss.drecom.jp/
http://rpc.pingomatic.com/
http://rpc.reader.livedoor.com/ping
このPing送信先コードは2019年の9月の時点で有効なものなので、この送信先が使われなくなることもあります。それなので、たまにWordPress Ping Optimizerから送信先に送信されてなくてエラーになってないかを確認するようにしてください。
エラーになってる場合はWordPress Ping Optimizer設定内の下のほうにPing送信されたときに、Ping Log(送信履歴)が表示されるのでPing送信が失敗していれば、その送信先が赤く表示されてます。
赤く送信先が表示されていても通信とかのエラーの時もあるので様子を見ながら何度もエラーになるようならPing送信先リストから削除します。
Ping送信コードをコピペしたらSave Settingをクリック。
自分に最適な時間の間隔で設定をする
WordPress Ping Optimizerの設定を検索で調べるとPing送信先のコードを貼り付けてsaveして終わりの設定記事をよく見かけるのですが、上記画像の部分もちゃんとした設定の部分です。
- Limit excessive ponging in short time⇒(翻訳)⇒短時間で過剰なpingを制限する
- Ping at most⇒(翻訳)⇒多くの場合ping
- time(s)within⇒(翻訳)⇒内の時間
- minute(s)⇒(翻訳)⇒分
翻訳した結果、私には何言ってるのか意味が分かりませんでした(笑)
ですが気合で調べ倒してきましたので!
デフォルトの設定だとWordPress Ping OptimizerでPing送信できるのは15分に1回しかできません。ということです。
Ping送信させない時間を変更して使いたい場合は適宜時間を調整してsaveをクリックしてください。
実際にWordPress Ping Optimizerの設定が終わってから記事の下書き保存をしてみるとわかりますが、Ping送信がされてないログはNOT Pingingと表示されるので確認してみてください。
WordPressで記事を書くときの下書き保存や更新をする事は多くなるので、WordPress Ping Optimizerを使って是非、Ping送信でスパム判定に思われない対策をしてみるのも良いかもしれませんね。